まる
しるこ
9月は防災月間!と勝手にルール化してます。
2018年に北海道胆振東部地震を経験してから「こりゃ、ちゃんと準備しておかないとヤバいな」と本格的な対策を始めました。
それから毎年9月に防災グッズの入れ替えや補充、家族内でルールの見直しをしています。
災害はないに越したことはないですが、いざという時になるべく冷静に対応できるようにしておきたいですよね。
この記事では、幼児持ちのアラフォーママがどんな防災対策をしているかについて書いています。
- 幼児がいる家庭で何から用意すればいいかわからない
- 幼児がいる家庭で具体的に何を購入すればいいかわからない
- 幼児がいる家庭で防災対策で気をつけることを知りたい
目次
ママの防災対策 防災用品を用意する
- 日常の食品の他にあえて備蓄をしておく
- 子供も食べれる非常食を用意しておく
- 避難用のリュックを用意する
- キャンプ用品を活用
5歳の子供がいる我が家では、①備蓄 ②避難用リュック ③キャンプ用品の3つの方法で防災対策しています。
気をつけているポイントは、子供が食べられる、耐えられるように準備すること。
子供が辛いと、親も辛いですからね。
命をつなぐことはもちろん、少しでもストレス軽減できるように考えて対策しています。
日常の食品の他にあえて備蓄をしておく
防災対策として、ローリングストックという考えが推奨されています。
普段から少し多めに食材をストックしておいて、食べて→購入してと常に一定量のストックを持っておくという方法です。
ローリングストック法は日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法。 この方法なら普段から食べているものが災害時の食卓に並び、安心して食事を採ることができるはずです。引用元:内閣府
我が家もローリングストックを実践していますが、つい買い忘れたり、家族が使ってしまったり(減ってることに気付かない)なんてことがあるので、あえて防災のためだけの備蓄品も用意してます。
キッチンのストックとは別に、無印の頑丈収納ボックスに入れて保管。
内容はパックごはん、レトルトのカレー・丼もの、カップめん、缶詰などの主食の他に、お菓子・コーヒーなどの嗜好品も入れてます。
またカセットガスボンベ、ロウソクや軍手、タオルなどの非常時に使えそうなグッズも一緒に入れてます。
停電時は、防災グッズがバラバラに保管されていると探すのも大変なので、ある程度まとめておくほうがいいと考えました。
・レトルトカレー、レトルト丼
・カップめん ・缶詰
・缶入りパン ・スープ
・お菓子 ・コーヒー
・野菜ジュース
・飲用水(2L×12本)
・カセットボンベ
・電池 ・ろうそく
・灯油ストーブ
・灯油(1年に一回入れ替え)
息子は初めて食べるものに警戒心が強いので、そこも気を使ってます。
子供用のレトルトカレーを入れておいたり、カップめんもたまに食べさせて、気に入った味のものを切らさないようにしたり。
最近買ってよかったのは、缶入りパン。
非常用のパンなんですが、子供はパンが好きなので、これなら食べてくれるんじゃないかと思って試してみたところヒットしました。
非常食=味がちょっと、っていうイメージがあったのですが甘みもあって、フワフワで、子供も気に入った様子。
レトルト品は食べさせないというご家庭もあると思いますが、非常時を考えて、たまーに食べさせて慣れさせておくことも大事かなと思います。
また非常食も、子供が食べれるか一度試しておいた方が安心です。
いざという時に、食べれるものがない…というのは辛いですからね。
避難用リュックを大人・子供それぞれ用意する
避難用リュックは、一人一つ用意してあります。
もちろん子供用も用意もありますよ。
中に入れるものは、地震など 発生してからすぐ避難しなきゃいけない時に、持ち出し→そのまま避難所で一泊することを想定しています。
具体的には、衛生用品、着替え、非常食、水、首掛けライト、ティッシュ、トイレットペーパーなどが入ってます。
- ペットボトルの水 2〜3本
- 非常食(アルファ米、缶詰)
- 箸
- ティッシュ、トイレットペーパー(芯を潰す)
- 着替え(ブラトップ、Tシャツ、ジャージ上下、靴下、下着)
- 衛生用品(歯ブラシ、メイク落とし、ウェットティッシュ、除菌グッズ、生理用品)
- ラジオ(乾電池)
- 充電器
- 首掛けライト
リュックは、昔使った登山用のリュックを活用。
ポケットがたくさんあるので、ジャンルごとにまとめることができて便利なんですよ。
これから非常用リュックを用意する人は、メルカリなどで登山用リュックを選ぶのもアリだと思います。
子供の非常用リュックは、別記事【防災グッズ】子供用防災リュックの中身は何が必要?で詳しく書いてるのでチェックしてみてください。
怪我や病気への備えもしておこう
非常時は怪我や病気なども、自分たちで対応することも考えなくてはなりません。
病院や救急車など、通常時では使えるものも、非常時では利用が困難な状況になるからです。
我が家の対策としては、「持ち出し用救急箱」を用意してます。
中身は、鎮痛解熱剤などの薬、冷えピタ、目薬、消毒液、絆創膏など傷手当用品、ハサミ、軟膏など。
普段は避難用リュックに入れてますが、キャンプや旅行の時もこのまま持ち出せるから便利ですよ。
ケースも専用のものを使っているから、誰でも一目で救急用品が入ってることがわかります。
詳しい中身は、別記事キャンプ・登山の救急セット 中身も紹介!ドイターのファーストエイドキット活用レビューで紹介してます。
キャンプ・登山の救急セット 中身も紹介!ドイターのファーストエイドキット活用レビューこれから買うならキャンプ用品で揃えよう
キャンプ用品はいざというときに役に立つので、趣味 兼 防災対策としてグッズを揃えています。
キャンプ用品は使い勝手がよく、丈夫なので、これから非常用品を買い揃えていくならノーブランドのものより実績のあるキャンプ用品がおすすめです。
いざという時に使えなかったら意味ないですからね。
例えば、ランタン。
LEDランタンは乾電池があればライトとしての機能はもちろん、スマホの充電ができるタイプもあります。
私はコールマンのランタンを使ってるんですが、パネルを取り外すことができるから一台で複数箇所、同時に使えるという点が気に入ってます。
ランタンについては、【コールマン】『クアッドマルチパネルランタン』使ってみた ママ目線レビューという記事でレビューしているので参考にしてください。
【コールマン】『クアッドマルチパネルランタン』使ってみた ママ目線レビュー他にはガスバーナーも重宝しますよ。
カップめんも、パックごはんもお湯がないことには食べられないからね。
カセットコンロをこれから購入したいという人には、キャンプ用のシングルバーナーも検討の余地ありです。
シングルバーナー本体は小さく折り畳めて片手サイズに収まるし、スーパーやコンビニで手に入るガス缶が使えるタイプもあります。
我が家ではSOTOのシングルバーナーを愛用。(ガス缶使えるタイプ)
非常時にはコンパクトに持ち運べることも重要な要素なので、これから購入を検討するなら、シングルバーナーも賢い選択です。
ママの防災対策 非常時を想定しておく
- 避難を想定して日頃から貴重品を管理しておく
- 避難場所を決めておく
- アウトドア体験をしておこう
非常時に何が心配かというと、パニックになって動けなくなること。
私はすぐテンパっちゃうので、特に心配なんです。
実際地震が起きた時も、しばらく動くことができませんでした。
今度同じようなことが起こった時は、しっかり対応できるようにあれこれ考えました。
貴重品の管理も非常時を想定しておこう
非常時は貴重品も持ち出す訳ですが、パニックの中、必要なものを用意するのは至難の技。
だから私はある程度、一つにまとめて保管してます。
具体的には、通帳・カード・マイナンバーカード・年金手帳・印鑑証明カード・現金は一つにしてます。
非常時は空き巣も増えるので、取られて困るものは持ち出せるよう準備しておきましょう。
ちなみに家計管理する時に便利な「無印パスポートケース」を愛用中。
これに印鑑をプラスすれば、我が家の場合はOKです。
避難場所は家族と共有しておこう
非常時に一番怖いのが、家族と離れること。
子供にも、旦那さんにも「何かあったときはここに集合ね」と、伝えています。
避難場所になりそうなところがいくつかある(学校等)ので、家族が行き違いにならないための対策です。
携帯もつながらなくなることを考えて、わかりやすく、集まりやすく、安全な場所を相談して決めておきましょう。
アウトドア体験をしておこう
非常時は電気が使えない、水がでないなどライフラインが止まってしまう可能性が高いのですが、そんな時は普段からアウトドアをしている人が強いです。
ライフラインが使えない場所でも、どう対処すれば良いか知ってるからです。
火の起こし方、傷の手当ての仕方、食事を作る方法など、実際経験しているのとそうで無いのでは違いますよね。
胆振東部地震の時は、冷蔵庫に冷凍していた肉・魚が悪くなるので、庭でBBQする家が続出したとか。
北海道では家でBBQする家庭が多いので、コンロなどの道具もあるし、悪くなるなら焼いちゃえって発想だったんでしょう。
そんなふうに発想転換ができるのも、経験があるからこそ。
今はキャンプブームで身近にキャンプ場もあって、気軽に「不便な体験」ができるので、いざという時のための擬似体験しておくことをおすすめします。
幼児持ちママの防災対策 まとめ
- 防災グッズは在庫を切らさない工夫を
- 子供の成長にあわせて中身を見直し
- 非常用リュックもしっかり用意
- 非常時を想定した話し合いや体験もしておこう
災害の恐ろしさは、いつやってくるかわからないところ。
子供が保育園や学校の時に地震が発生したら?旦那さんが不在時に避難することになったら?
3年前の震災では旦那さんがいない中、子供と二人で何度もくる余震に怯えて過ごしました。
その後、子供を守るためにどうしたら良いのか?を考えて、今のスタイルに定着。
幸いにもその後大きな災害にはあってませんが、定期的に中身を入れ替えたり、子供の成長にあわせて見直ししたりしています。
おとな一人と子連れでは対策も大きく違うと思うので、基本的な対策をしつつ、自分の子供の場合はどこに気を使ってあげればいいかをポイントに準備しておくといいと思います。
毎年災害が続くここ日本で生きていくなら、防災の備えはマストです。
子供を守る親として、しっかり準備しておきましょう。
心配性でテンパリ症なママが書いたこの記事が、あなたの役に立てば幸いです。