まる
しるこ
ウィンターブーツの代名詞ともいうべき、ソレル カリブー。
私もスキーや冬のイベントでずっと屋外にいるような時に履ける「外に長時間いても足がかじかまない」ブーツを探して、ソレルカリブーにたどり着きました。
履いた時、足先からふくらはぎまで、全方位から守られている安心感。
「これなら冷え性の私でも大丈夫そう」と購入を決めました。
私がソレル推しのため、旦那も子供、みんなでソレルを履いています。
家族に勧めたくなるほど愛用し”ソレルカリブー歴10年”になった私、しるこが「ソレル カリブー」の魅力を解説しています。
- ソレルのブーツを検討中
- ソレル カリブーが気になっている
- ソレル カリブーのメリット・デメリットを知りたい
- ソレル ブーツの種類が知りたい
目次
極寒の冬のアウトドアシーンでも使えるソレル カリブー
- ソレルカリブーは北海道の寒さでも耐えられる暖かさ
- 靴底の凹凸で、滑りにくい
- ソレルカリブーは冬コーデのアクセントになるおしゃれブーツ
- 耐久性があるし、インナー取り替えられるから長く愛用できる
ソレルカリブーは、カナダ生まれ。
極寒の北海道の冬でも、足元を暖かく守ってくれるスノーブーツです。
スキーやスノーボードといったウィンタースポーツのお供としてはもちろん、子供との雪遊びや雪かきなど、日常でも大活躍。
ソレルカリブーは、雪国で暮らす人の「こんなブーツがあると嬉しい!」が詰まった一足なんです。
ソレルカリブーと比較されるシリーズとして、形はほぼ同じだけど素材が異なる「1964パックナイロン2」や「ウィンターカーニバル」の展開もありますが、今回は定番のカリブー(筆者はキッズモデル愛用)について解説しています。
※ウィンターカーニバルは公式サイト掲載が削除されているので、日本の公式サイトでは販売終了したものと思われます。
ソレルカリブーは、足が冷えにくいスノーブーツ
-40℃まで耐えられるガチなスノーブーツ。
雪まつりなどの屋外イベントに行く時にチョイスすべきは、ソレルのカリブー。
私はソレルティボリも愛用していますが、暖かさでは断然カリブーが勝ちです。
まず靴底が厚い!
この厚みで、地面からの冷気を完全にシャットアウトしてくれます。
また表面の皮が厚く、完全防水なのでめちゃくちゃ守られている感があり、雪の冷たさを感じません。
そして中はフェルト、履き口にはボアだから保温性もバッチリなのです。
冷え性の私でも、このブーツなら子供との公園遊びにも付き合えますし、スキー場のロッジでも、雪まつりでも大丈夫。
長時間屋外にいても快適さを保つことができるので、雪国で屋外遊びをするならこのブーツがお勧めです。
ソレルカリブーは、滑りにくい・染みない!
路面状況や個人によって差はありますが、カリブーは冬の路面でも滑りにくいです。
靴底は突起が多く、グリップ力に長けています。
ずっしり重みのあるブーツなので、自然とゆっくり歩くことになるからというのも理由の一つ。
また、カリブーの防水機能はすごいです。
靴底〜足の甲部分をラバーで覆われているので、春先のべちゃべちゃ路面や水たまりでも全然染みません。
ムートンやダウンブーツは、暖かいけど防水面ではやや不安ですよね。
ソレルカリブーなら、積雪路面も、ツルツル路面も、水たまりの悪路でもガシガシ歩ける「強さ」があります。
ソレルカリブーは、長く愛用できる一足。
ソレルカリブーは経年劣化を楽しみながら、愛用できる。インナーの交換もOK!
ソレルカリブーを購入してからもう10年目を迎えました。
シーズン中に毎日履いているわけではない為か、あまり劣化を感られません。
カビも生えてないし、どこかが剥がれたりなんてことも無し。
インナーは若干?変色してますが、破けたりもしていません。
むしろ靴にできるシワがいい味を出してます。
汚れなどが気になる場合は、インナーだけ購入することもできますし、皮部分もメンテナンスしてあげればより長く履くことができます。
(私は特にメンテしてませんが…)
毎日履くことはないかも…という方は購入を迷うかもしれませんが、私のように「ここぞ」という時にカリブーを履くような生活なら10年くらい使えるということです。
雪国に住んでいれば、ソレルが役立つシーンは結構ありますし、一足を長く履くのも悪くありません。
靴はいいものを長く履きたい派の方には、お勧めの一足です。
ソレルカリブーは 3色展開
ソレルカリブーは、3色展開!
ソレルカリブーは、ブラック、バフ(茶)、シェル(グレー)の3色展開。
カリブーといえば、「バフ」というイメージですが、ブラックも合わせやすいのでお勧め。
また人と同じものは避けたいという方にはシェルという選択もアリじゃないでしょうか。
いずれも、履き込んで行くと皮ブーツの味が出てきていい感じになりそうです。
ソレルカリブーは、おしゃれ
ソレルカリブーを履くだけで、一気に冬らしくなる♪ おしゃれ要素強めのスノーブーツ。
ソレルカリブーは、冬コーデにはもってこいの一足。
ボリューミーな存在感とボア素材は、他のブランドにはないソレルらしいデザインです。
ボアがあるだけで「可愛らしさ」が出るので、アウトドアブランドのごっついブーツでありながら、レディースでもおしゃれに着こなすことができるんです。
ダウンなどのボリュームのあるアウターなら、スキニーパンツに合わせるとバランスも良いですし、膝丈スカートでも相性GOOD!
購入前に確認しておこう ソレル カリブーのデメリット
- とにかく重い 腰痛持ちの方は注意
- 車の運転に注意
ソレルカリブーを購入する前に、知っておきたいデメリットもあります。
ソレルカリブーはとにかく重い!
ソレルカリブーは、靴底の厚み、暖かいインナー、丈夫なレザーのおかげで非常に暖かい反面、とっても重い仕様になっています。
片足901gと約1キロ弱の重さがなので、スタスタ歩くというより、ドスドス歩くといった感じです。
不思議なもので、雪の上を歩く分にはあまり重さを感じないのですが、雪のない場所、例えば駅や街中を歩くと急に重く感じます。(摩擦の関係かな?個人差はあると思いますが、私の場合はそうなんです)
腰痛持ちの方は、歩く時間などによって腰に負担がかかる場合があるので、購入する際は注意した方が良さそうです。
私は通勤や買い物などの日常では「ソレルティボリ」を履いて、子供と雪遊びする時など長時間外にいるような時は「カリブー」と使い分けています。
重さが気になる方は、素材がナイロンの「ウィンターカーニバル」や、キッズモデルの「ユースカリブー」なら少し軽くなるので、検討してみると良いでしょう。
ちなみに私はキッズモデルのユースカリブーを愛用してます。
ソレル カリブーは車の運転には注意が必要
ソレルカリブーは、つま先にもボリュームがある作りなので車を運転する時は注意しましょう。
車種にもよりますが、ペダルの踏み間違いに繋がる可能性があるので、運転には不向きです。
冬道は一瞬の判断の遅れが命取りになってしまいます。
運転用に一足スニーカー等を入れておいて、履き替えてから運転しましょう!
カリブーと一緒に検討すべきシリーズ
- サイズが合えばキッズモデルの「ユースカリブー」
- 本体が軽量の「ウィンターカーニバル」
- カリブーをスリム化した「1964パック2」
- タウンでも履きやすい「ティボリ」
ソレルカリブーを検討しているのなら、同時に候補に上がるのがこの4つではないでしょうか。
私は、ユースカリブーとティボリを愛用中です。
モデルによって特徴・素材・重量・価格も違うので、比較してベストな一足を選びましょう。
モデル | カリブー | ユース カリブー |
カーニバル | 1964パック2 | ティボリ4 |
---|---|---|---|---|---|
素材 | 防水ヌバック | 防水ヌバック | 防水ナイロン | 防水ヌバック (フルグレイン) |
防水スエード |
重量 (片足) |
901g | 702g | 624g | 650g | 538g |
使用限界温度 | -40度 | -40度 | -32度 | 記載なし | 記載なし |
女性なら履けるかも?ソレル ユースカリブー
レディースでカリブーを検討しているなら、ユースカリブーもお勧めです。
キッズモデルと言いながら、24センチまでサイズ展開があるので使える人も多いと思います。
レディースモデルより200gほど軽いですし、なんと言ってもお値段も16,500円と5,000円以上お得に購入できます。
やっぱりカリブー!でも安く買いたい!という方はこちらがお勧めです。
もしや廃盤?ソレル ウィンターカーニバル
防水ナイロン使用なので、機能性はそのままに軽くて扱いやすいモデル。
ウィンターカーニバルという本体が防水ナイロン製で、ユースカリブーよりさらに軽いモデルがあります。
ただし公式サイトから消えているので、廃盤の可能性もあります。
カリブーがダメになったら、ウィンターカーニバルに買い換えよう(と思いながら10年履いてますが)と思っていたのでショックです…。
ただ、アマゾンや楽天ではまだ買えるようなので、できるだけ軽いスノーブーツ が欲しい!という方は早めにGETしておいた方が良さそうです。
ソレル 1964 パック2
カリブーを少しスリムなデザインにした「1964 パック2」は、カリブーはちょっとゴツすぎる、街中でもガンガン履きたいという方にお勧めです。
メンズはにも「1964」とつくブーツがありますが(1964パックナイロン)こちらはナイロン素材。
レディーズはナイロンではなく「フルグレインレザー」を使っています
重量も650gなので、レザーのシリーズでは一番軽量。
ソレルらしいカリブーのデザインが好みだけど、できるだけ軽いものがいい!という方なら1964パック2という選択肢もアリですね。
価格もカリブーが定価22,000円に対して、1964パック2は19,800円ですので若干お手ごろになります。
生皮(「革」になめされる前の「皮」)の繊維が最も蜜な部分は体毛の真下です。この部分が無加工の革をフルグレインレザーといいます。やすりがけを施したものより高価で、耐久性と通気性に優れます。
出典:PRESTPATINA
加えて、使い込むほどに美しい色艶を醸し出します。出典:PRESTPATINA
ソレル ティボリ4
カリブーほど、ガチなスノーブーツでなくて良いかもと思い始めた方には、ティボリ4がお勧め。
レディースブーツの中では、ソレルの中で1、2を争う人気シリーズです。
ショート丈なので街中でも歩きやすいですし、重さも538gと軽量なので普段履きにぴったりです。
詳しくは【2020年秋冬】失敗しないスノーブーツ選び ソレルティボリ4 サイズ感まで徹底レビューで解説していますので、そちらをチェックしてください。
ソレル カリブーは雪国で活躍するガチなスノーブーツ
- 防寒性・防水性に優れ、雪国のアウトドアシーンでも快適に過ごせるブーツ
- 冬らしいデザインだから、コーデの主役になる
- 重いので腰痛持ちの人は注意!他のシリーズも含めて検討しよう
ソレルカリブーはおしゃれな上に暖かさ・防水性については、文句なしの最強スノーブーツです。
冬の屋外スポーツやイベントを楽しみたいなら、ソレルカリブーを履くことをお勧めします。
丈夫で暖かい分、「重さ」がネックですが、カリブーのデザインを引き継ぎつつ軽量化された「1964パック2」や「ウィンターカーニバル」シリーズもありますし、サイズさえ合えばキッズサイズを購入するのも手。
それぞれの良さを比べて、あなたにあった「お気に入りのソレル」で、冬を楽しみましょう!