悩めるママ
しるこ
こんにちはsiruko(siruko@382)です!
登山に挑戦するにあたって、気になるのが服装や装備。
でも、登山 = 専用の道具 = お金がかかる とイメージではありませんか?
しかも子供の場合はすぐサイズアウトするので、何回使うかわからないもの、高額なものは手を出しにくいですよね。
この記事では、実際に子供と登山を初めた筆者が、装備についてどの程度準備したかを解説しています。
これからお子さんと登山を始めようかな?と言う方に、ぜひ参考にしていただきたいです。
- 子供と登山する時の服装
- 服装選びのポイント
- 登山のときの靴選び
目次
【子供と登山】どんな服装・装備で登るべき?
素材を選べばユニクロやGUでもOK!購入する場合は、普段も使えるものを選ぼう
まず子供と登山を始めるなら、近所の低山から始めることになると思います。
我が家の場合は、 円山(札幌市)から挑戦してみました。
初めての登山から、全て新しいもので用意するのは金銭的にもハードルが高いので、まずは手持ちの靴や装備で使えるものはないか、確認してみましょう。
素材さえ気をつければユニクロやGUなどでもOK!
足りないものを購入する場合でも、登山用品は「高機能」かつ「普段からも使えるもの」も多いので、うまく選択することで「買っても全然使わなかった…」なんてことを防ぐことができます。
「登山専用」ではなく「普段着とてし使える」という目線で選択していくといいといいですよ。
【子供と登山】靴は何をはくべき?
一番重要なのは靴!登山靴は優先的に購入して
靴はスニーカーではなく、登山靴(トレッキングシューズ)を履くのがベストです。
登山靴のメリットは、「ケガを防いでくれる」こと。
グリップ力があるので滑りにくく、足首も固定されているので捻挫などのケガを防ぐことができます。
とは言え、登山が続けられるかわからないし登山靴は高そう…と、お財布事情も気になるところ。
我が家も続けられるかわからないし…と、最初はスニーカで登りました。
ただ、何度も転んだりするので親の方がヒヤヒヤしてしまい、結果的に登山靴を購入。
アウトドアメーカーから手頃なものや、”普段使いもできる” 登山靴も販売されているので、日常と兼用できるものを購入したり、中古品であることが気にならなければ、メルカリなどを活用して用意するのも手です。
それでも用意が難しい場合は、最低限、普段から履き慣れているスニーカーを使いましょう。
【子供と登山】服装はどうする?
重ね着することで体温調整ができる 素材は化繊素材を選んで
山の中は、自然をダイレクトに感じられる場所。
山頂付近では風が吹いたり、また日向が続くような道であれば汗ばんでくるなど、低い山であっても気温の変化が何度も起きます。
登山の服装の基本は「重ね着」。
体感温度に合わせて、脱いだり、着たりできるような服装で準備しましょう。
素材はポリエステルなど化学繊維がマストです。コットンは汗をかいても乾きにくく、体の冷えに繋がるので避けましょう。
お家になければ、GU (GUスポーツシリーズ)なんかでも扱いがあります。1,000円以下で購入できるのでオススメです。
また、虫刺されやかぶれ防止のために、夏であっても長袖・長ズボンが望ましいです。
【子供と登山】雨具はどんなものが必要?
初めての登山は、お天気の良い日を選びましょう。いきなり雨に打たれたら、「山登り楽しくない」「もうやらない」という感想になる恐れがあります…。
ただし天気に絶対はありませんので、どんなに天気が良くても雨具は必要です。
いわゆる雨合羽だと足下が濡れてしまいますし、傘は雨宿りに使うことはできても、歩くときには手を取られたり、前が見えないので危険です。
山歩きをするなら「上下セパレートタイプ」のレインウェアを用意しましょう。
素材は、GORE-TEX(ゴアテックス)のような防水透湿素材のレインウェアが望ましいです。
普段通学・通園に使うような雨合羽に比べると高価だなと感じますが、防寒具にもなるので、キャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、ウィンドブレーカーとして日常的に使うこともできます。
ゴアテックス程の素材ではないものの、各アウトドアメーカーからコスパの良いレインウェアが販売されていますし、普段からウィンドブレーカーとして使えるから購入しても損ではないですよね。
【子供と登山】帽子はどんなタイプが良い?
熱中症や日焼け防止のために、帽子は必ず持っていきましょう。
帽子をかぶることで、頭の温度が9℃も違うそうです。
特に子供は夢中になって遊ぶので、気づいた時には体調不良になっているなんてこともあります。きちんと予防策をとってあげましょう。
多少の雨も防げる撥水素材が向いていますが、ツバ付きのものであれば、自宅にある帽子で十分です。
帽子を被らない場合、5分いただけで、頭の温度は41.4℃まで上昇。
一方、同じ条件で、帽子を被った場合の頭の温度を計測すると気温とあまりかわらず、32.4℃でした。
このように、帽子を被ることによって、頭の温度の上昇を9℃も抑えることができるのです。
ウェザーニュースより
【子供と登山】リュックはどんなタイプが良い?
幼稚園の行事などで登る場合は自分でリュックを背負うしかないので、リュックを背負って登ることに初めから慣れておくと良いです。
普段使っているリュックでもいいですが、購入を検討中しているならアウトドアブランドのリュックを選べば登山でも日常でも使えます。
モンベルのキッズ用リュック「キッズフィールドパック13」を使っていますが、軽くて撥水性もあり、サイドポケットもついているのでオススメです。(しかも手頃)レビュー記事もあるので参考にしてみてください。
入れる荷物はお菓子やお弁当など、本人のやる気につながるようなものを優先的に入れて重くなりすぎない程度にコントロールしてあげましょう。我が家の場合は、おにぎり、お菓子、水筒、タオル、携帯トイレ、軍手などを入れています。
前の日に一緒にリュックの中身を用意するのもいいですね。「明日山に登るぞ!」というやる気につながります。
【あると便利】子供と登山を楽しむために必要なアイテム
安心して、そして楽しく登山するために、持参するべきアイテムを紹介します。
- 携帯トイレや除菌グッズ
- 虫除け
- 応急用品(ファーストエイドキット)
- 道中を楽しめるグッズ
- レジャーシート
衛生用品を持参しよう
子供の場合はいつどこで「おしっこ!」と言われるかわかりません。念のために携帯トイレや、除菌グッズは持参しましょう。
また、山の中では虫除けも必須です。小さいタイプが荷物にならず、良いと思います。肌が敏感な子なら、服に貼れるシールタイプもオススメ。
怪我に対応できるよう、応急セットも持参しましょう。
私はキャンプでも登山でも使える「ファーストエイドキット」を自分で用意して持参しています。
最低でも消毒液、ガーゼ、絆創膏は必要です。
ハーブが香る子供が飽きない工夫をしよう
登山中に子供が飽きない工夫をしてあげると、「登る」以外の楽しみができて良いです。
例えば、カメラ。子供専用のカメラを持たせて、気になったものを自由に撮影してもらうのも面白い。5千円程度でトイカメラも購入できますし、古いデジカメなんかでもいいと思います。
また、山で出会った昆虫を採集する虫かごもあるといいですね。
アリでも、カタツムリでもいいんです。虫を捕まえた!という経験が自信になったり、お世話や観察を通していろんな気づきが生まれるので、ぜひ用意してあげてください。
レジャーシートも役に立つ
お弁当を食べたり、休憩する時はもちろん、トイレの際の目隠しとしても使えるレジャーシート。
特に女の子のお子さんの場合は、小さいものでいいので持参するといいでしょう。
また、シートを止めるクリップがある良いです。
【登山する時の子供の服装】まとめ
- 手持ちのものを使う
- 必要なものはアウトドアブランドを購入する
- 特に靴、レインウェアは山で使えるものを用意する
- 購入する時は、普段も使えるものを選ぶ
- メルカリなどを上手に使う
登山を始めるなら、まずは手持ちの服や帽子、リュックなどを利用して挑戦してみましょう。
ただし靴とレインウェアについては、ケガ防止の観点から「登山に使えるもの」を用意してあげる必要があります。
アウトドアブランドで販売されている「登山用品」は、一見「専門的だから普段は使えない」「価格が高い」と感じるかもしれませんが、実は日常のシーンで使えるものばかりです。
靴も普段履きと兼用できるものもあるし、雨具だってウィンドブレーカーとして使える。しかも高機能だから、使い心地も良い。
日常と兼用できるものを選べば、安全にかつ無駄なお金をかけずに登山を楽しむことができます。
また、子供のサイズアウト問題に関しては、メルカリなどを活用することで解決できます。
同じように登山を始めたい方がメルカリを活用しているので、状態が悪くなければそれなりの価格で売ることもできます。特に子供用はその傾向が高いです。
リセールバリュー(中古で販売する際の価値)も考えれば、登山用品も決して高い買い物ではありません。
子供と楽しく・安全に登山をするために、手持ちの衣類や道具をうまく組み合わせる、必要な物はお得に購入・リサイクルするなどして、必要な登山装備を揃えてあげましょう。
- 安全に、安心して登山を楽しめる
- アウトドアメーカーの商品は高機能だから使い心地がよい
- 日常でも使えるものを選べば、むしろ割安
- サイズアウトしたらそれなりの価格で売れる